最近「フットケア外来」という言葉をよく耳にするようになりました。足の親指が変形して靴を履くと痛くて我慢できない、足裏のタコが痛い、足指のウオメがあたって痛い、爪が皮膚に食い込んで靴が履けないなど大なり小なり足のトラブルを抱えていて、自分では手におえない症状を治療して治してくれる専門の外来が病院に開設されるようになりました。
設置されている主な科は整形外科や皮膚科などです。患者さん一人ひとりに合った治療法でケアをしてもらえます。「足を人前にさらすのはどうも・・・」とためらっている場合ではありません。手遅れになる前に恥ずかしがらずに受診することをお奨めします。
フットケア外来が増えているということはそれだけ足のトラブルを抱えている人が増えたということです。その中でも若い女性の患者さんが急増しています。
理由はずばり「靴」にあります。本来、靴は足を保護し歩きやすいものであるはずなのに女性が履く靴はファッション性重視で作られていることが多く、足にとっては負担が大きくなりトラブルへとつながってしまうのです。
フットケア外来では、足のトラブルの治療とともにどんな靴を履いたらよいかなど靴に対する指導も受けられます。また外反母趾、タコ、ウオノメなどには足の痛みを軽減し、バランスよく体重が足で支えられるようにんるインソール(靴の中敷き)を指導の下、オーダーメイドができたりします。
フットケア外来で薦められる靴にはファッション性はないかもしれませんが足のためにヒールの高い靴は必要なときだけと決めて普段歩くための靴を持ちましょう。
また、生活習慣病で知られている糖尿病では、合併症として神経障害による足のトラブルが発生します。糖尿病が進むと足にトラブルを抱えてもそれを感じることができなくなっていくので糖尿病の患者さんに対する足のケアはとても重要です。ということで糖尿病の治療の一環でフットケアの技術を通信講座で指導しているところもあります。